「人は質問されると考え始める」「質問は新しい視点を変える」といった定番の質問の効果のほかに「質問は状況や感情をコントロールする」「質問の力が組織を伸ばす」といったファシリテーションに役立つ効果や「質問は人の心をひらく」という深い効果などが実例を挙げて説明されている。
効果的な質問の仕方や関係を深める質問がなども挙げてあり、テクニックとしての知識も得られる。
自分もコーチングを学んで質問をすることについて気をつけているんだけど、話が深くなってくるとその内容を聞き入ってしまって質問がおろそかになるので、相手の話への興味を維持しつつさらに視点を変えたり深いところにあるものを引き出せるようにしたい。
この本を読んで考えたことは、「ピーターの法則は回避できるのではないか」だった。
(ちょっと飛躍するけど)
「ピーターの法則」とは
能力主義の階層社会に於いて、人間は能力の極限まで出世する。すると有能な平(ひら)構成員も無能な中間管理職になる。
時が経つに連れて人間は悉く出世していく。無能な平構成員はそのまま平構成員の地位に落ち着き、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人間で埋め尽くされる。
その組織の仕事は、まだ出世の余地のある、無能レベルに達していない人間によって遂行される。
(Wikipediaより)
というもので、「人には能力の限界があって、そのうち役立たずになっちゃうよ」というもの。
だけど、常に好奇心を持ち続けて(質問をすることによって)学ぶ、変化する、ということを続けていれば限界は来ないんじゃないかな、と「質問の力が組織を伸ばす」の章をよんで考えました。


